【考察】CapCutは有料化する?有料版をおすすめしない理由を解説!

【考察】CapCutは有料化する?有料版をおすすめしない理由を解説!

CapCut(キャップカット)は、無料で高機能の動画編集アプリです。

CapCutではアップデートによってCapCut Pro限定の機能がますます追加されており、CapCutそのものが完全有料化するという噂も広がっています。

筆者もCapCutを5年間使ってきましたが、ロゴの削除や背景の自動透過などのかつて無料で使えた機能ですら、今では課金しないと使えないものが多いです。

というわけで、今回はCapCutの有料化についての考察と、有料版であるCapCut Proをおすすめしない理由について解説していきます。

目次
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CapCutは完全有料化するのか?

前提として、ここから先の内容はあくまでも個人的な考察です。この記事は中傷や毀損を目的とするものではなく、情報の正確性を保証するものではありません。

事前知識として、CapCutの運営会社はByteDance社という中国資本の企業となっており、人気のSNSであるTikTokと同じ運営会社となっています。

そのため、CapCutとTikTokは密接な関係にあり、一時期はCapCutで編集した動画はTikTokで伸びやすいという噂さえありました。(真相は不明)

また、CapCutのユーザーは全世界で3億人を超えており、TikTokに上がっている相当数の動画がCapCutによって作成されていると考えられます。

個人的な考察としては、CapCutがTikTokに与えている影響力膨大なユーザー数を考えても、ByteDance社がCapCutを完全有料化することは無いと考えています。

ただ、以前からのアップデートの流れを考えても、有料版であるCapCut Pro限定の機能については今後も増えることが予想されます。

そのため、無料版で使用できる機能は必要最低限だけの編集機能だけになり、アニメーションやエフェクト、フィルターなどのほとんどがCapCut Pro限定の機能になるかと思います。

また、今現在使えている機能についてもCapCut Pro限定の機能になる可能性が高く、無料版で使用できる機能はどんどん減っていく可能性があります。

無料からPro限定になった主な機能
手ぶれ補正・モーションブラー
オーディオのノイズ除去
背景の自動透過
ロゴの透かし(ウォーターマーク)の非表示
様々なエフェクトやアニメーション、フォントなど

前述の通りCapCutはユーザー数がかなり多いことから、仮に有料化が進んでもそのまま使い続けたいという方も多くいらっしゃると思います。

ですが個人的には、動画編集ソフトにお金をかけたい場合、CapCut Proに加入するのはおすすめできません。

次の章ではCapCut Proに加入すべきかについて、個人的な意見を述べていきたいと思います。

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CapCut Proに加入するべきなのか?

では、もし仮にCapCutの有料化が進んだ場合、有料版であるCapCut Proに加入するべきなのでしょうか?

多くの動画編集ソフトを使用してきた身として意見を述べると、動画編集ソフトにお金をかける場合、CapCut Proの加入はおすすめできません。

結論を先に言うと、無料じゃないのならCapCutをわざわざ使う意味はないというのが筆者の見解です。

CapCut Proをおすすめしない理由
他の動画編集アプリの有料版に比べて料金が高い
1万円あれば別の優秀な編集ソフトの永久ライセンスが買える
作成した動画の商用利用ができない
作成できる動画のクオリティに限界がある

理由1:高額な料金と追加機能の少なさ

理由としてまず挙げるのが、料金の高さと追加機能の量が見合っていないという点です。

CapCutの代替アプリとして挙げられることの多い「InShot」の有料版と比較しても、料金がかなり高額であることがわかります。

CapCut ProInShot Pro
1ヶ月サブスク1080円600円
1年サブスク9900円2200円
永久ライセンスなし6000円
2024年12月時点(IOS版・割引は含まない)

また、CapCut Proは1年間のサブスクリプションで9900円ですが、1万円あれば「Filmora」「LumaFusion」などの優秀な動画編集ソフトの永続ライセンスを購入することができ、1年を超えて動画編集を続ける場合はCapCut Proよりもお得です。

追加機能の面でも、使用できるエフェクトなどの数はかなり増えますが、実際に動画編集で多用するものは限定的であり、価格相応の価値があるかどうか微妙なものとなっています。

理由2:作成した動画の商用利用ができない

CapCutの利用規約には、CapCutで作成した動画について商用利用が認められていないことが明記されています。

これは、有料版に加入した場合でも同様であり、CapCut Proに加入して作成した動画についても商用利用をすることができません。

そのため、趣味を超えてYouTubeやSNS用の動画を作成したいという人は、「InShot Pro」「LumaFusion」などの商用利用が可能な動画編集ソフトを使用するほうがリスクが少ないと言えます。

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理由3:作成できる動画のクオリティに限界がある

動画編集の技術は個々によって異なると思いますが、CapCutでは0からのモーションの作成本格的なカラーグレーディング3Dアニメーションの作成などができません。

そのため、お金をかけて本格的に動画編集を勉強したい場合は、「Adobe After Effects」「DaVinci Resolve」などの高度なソフトの使用をおすすめします。

また、スマートフォンで動画編集を行いたい場合は、「InShot Pro」「VITA」を使用するほうが料金的にも安く、わざわざCapCut Proに加入するメリットはないと思います。

結論:CapCutは無料であることが一番の魅力

以上の理由から、有料版であるCapCut Proへの加入はおすすめできません。

結局、CapCutという動画編集アプリは無料で使えることが一番の魅力だと思います。そのため、動画編集にお金をかけるのならわざわざCapCutである必要はないでしょう。

よって、どうしてもCapCut Proじゃないと嫌だという方以外は、「InShot Pro」「Adobe After Effects」などの別のソフトの使用をおすすめします。

また、無料で使える動画編集アプリとしても「VITA」無料版「InShot」「Blurrr」などが存在するため、CapCutからの移行を考えてもいいかもしれません。

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まとめ|CapCutは無料だからこそ魅力的!

今回はCapCutの有料化についての考察と、有料版であるCapCut Proをおすすめしない理由について解説しました。

個人的な考察としては、CapCutがTikTokに与えている影響力3億人を超えるユーザー数から、CapCutを完全有料化することは無いと思います。

ただ、CapCutの無料版で使用できる機能はますます減っていく可能性があるため、必要に応じて「VITA」「InShot」などの別の編集アプリの使用を考えてもいいかもしれません。

CapCutは無料で使えるからこそ魅力があると思います。よって、動画編集にお金をかける場合は、わざわざCapCutである必要がないというのが筆者の見解です。

というわけで、今回は以上となります。

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